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2016年05月15日

米は八十八回手間を掛けないと食べられないということ

こんにちは。
今日は果樹園の畑のブログを書いている管理人(孫)目線でお送りします。


幼少・子ども時代、畑や田んぼで遊ぶことはあっても、きちんと家業を手伝おうと思ったことは正直、ほとんど記憶にありませんでした。
大きくなり、就職してからも、実家を出て寮に入っていたので、本当に時々手伝うことはあっても、どこか遠くの出来事のような感覚に近いのは変わらずでした。
結婚・出産を経た今現在は育児に専念出来ている身というのもあり、農家の仕事をちょこちょこ手伝っています。
そうはいっても私には1歳の子どもがいるので、実際に手伝うといってもおばあちゃんではやりにくい仕事を手伝う。その代わりに、おばあちゃんに子守をしてもらうという身内ならではの交換条件が成立している状態です。

あと、お米に関しては私たち家族も分けてもらっているので、やはり手伝うのは当然というのもありますが^^


今年は特に手伝える機会に恵まれているので、しっかり手伝えているので良かったなと感じています。

それは、いかに農家が大変で、コメにしても果樹にしても食べれるものを作るというのは手間暇が掛かる上にどれも重労働だということです。


先日、芽が出た苗箱を田んぼにふせてきました。


小さな箱ですが、水分を含んだ土が入っているので結構重いです。これを水を入れて足場が悪くなった田んぼを何十往復して並べました。
米ともち米、130箱近くありました。
慣れない仕事というのもあり、最後は歩くだけでフラフラで軽く酸欠になりました^^;

そして並べた箱を覆うようにビニールを2重にかけて、小さなハウスにします。

このビニールも特殊な形状をしているので、上下や向きを気にして掛けなければいけません。掛けたら、捲れないように、飛ばないように端を田んぼに埋めます。泥状の土は重くて、それを掛けたりビニールを土に押し込んだりと、これもまた重労働でした。

これで田んぼにふせるのは終了。


苗の生育状態を確認して、ビニールを外します。
そして田植えの準備もしなければいけません。田んぼの代掻き(田に流し入れた水と土を混ぜる作業)を店主は果樹作業の合間に慌ただしく行っていました。

そして今日は稲を覆っていたビニールの片付け手伝いに行ってきました。
かなりの重さのあるビニールについた泥を、田んぼの脇を流れる側溝でまず洗います。
水に浸して、泥汚れが浮いたら広げてデッキブラシでこすります。これを両面、特殊形状のビニールは全面をきれいにします。
計8枚のシートを2時間以上かけて、綺麗にして乾かしました。



鮮やかな新緑を楽しめたのは、洗い終わってからでした^^;


米は八十八と書きます。それだけ手間を掛けなければ食べられないというのは本当ですね。
これから田植え、植えてたら田んぼの管理もしないといけません。
そして稲刈り、ハゼ掛け、脱穀・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

子どもの頃はそれが当たり前だったので、漠然としか思わなかったことですが
毎日、暗くならないと帰ってこない店主を筆頭に農家って仕事に従事されている方々は日々地道に黙々と働いていて、本当にすごいなと思います。なんといっても自然相手、体力勝負ですからね。


改めて食べれることに感謝しつつ、これからも出来る手伝いはしっかりしようと思いました。


文責:ねぇママ  

Posted by ねぇママ at 22:03Comments(0)農作業

2016年05月15日

嬉しいお知らせ

こんにちは。
夏日のような気温が表示される日もありますが、新緑の季節に相応しく爽やかな風が通る小諸市です。

今日は嬉しいお知らせから紹介したいと思います♪

去年の夏に桃の保存食作りで紹介した桃の瓶詰を、実際に作って下さった方がブログに公開して下さいました。
guruguruさんのブログにて紹介されていますので、是非ご覧ください。
漬けたときは半信半疑だったようですが、浸かったのを食べたら美味しかったということで良かったです^^


guruguruさん、嬉しいブログを本当にありがとうございました!^^
家族もとても喜んで拝見しました。


桃の実が小さく生り始めました。これから摘果のシーズンとなります。
甘利果樹園  

Posted by ねぇママ at 16:55Comments(0)お茶の時間